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最初はベンチプレス40kgしか上がらなかったが今では260kgに!「パワーリフティングは心から震える」世界ジュニアで2位の実力者が語るパワーの魅力

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の合計挙上重量で競うパワーリフティング競技。近年、東京都パワーリフティング協会は、競技人口を増している。今回は、2019年世界ジュニアパワーリフティング選手権大会で総合2位に輝いた石川裕士選手に12の質問をした。

取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:石川裕士 取材協力:東京都パワーリフティング協会

▶【画像】石川裕士選手の大会写真と愛用ギア

トレーニングをはじめたきっかけ

パワーリフティングのBIG3中心の練習を行うことにより、重量を追い求めることと同時にカッコいい体にもなりたいという思いからです。

パワーリフティングをはじめたきっかけ

茨城の常総学院高校で「何かスポーツを始めたい」ということでパワーリフティング部に入部したことがきっかけです。

パワーリフティング競技・ベンチプレスの公式記録

パワーリフティング(フルギア)
スクワット270㎏
ベンチプレス215㎏
デッドリフト240㎏

ベンチプレス(フルギア) 260㎏

初めてのBIG3の記録(何年前かもお答えください)

7年前(高校2年生時)
スクワット 50㎏
ベンチプレス 40㎏
デッドリフト 90㎏

学生時代にやっていたスポーツ

パワーリフティング

現在の職業

サラリーマン

競技していることに対するご家族の反応

応援して頂いております。

普段の練習メニュー

ベンチプレス
平日 8repメイン5セット以上
休日 1~3repメイン20セット以上
週3~4

パワーリフティング競技において苦労したこととそれを乗り越えた方法

ベンチプレスにおいて高校生で脊椎分離症を発症したことです。現在も治っておらずフォームを間違えると激痛が走ります。乗り越えるために当時、世界で戦う指導者への方に習ったり、SNSや自分の練習動画なので試行錯誤していました。結果的に乗り越えるために最も大事な事は、今までの概念、自分の中での常識をリセットするという方法でした。それによりフォームを1から作り直し現在でも記録を伸ばし続けております。

ケガとの向き合い方

ケガをしてしまった場合は、それ以上悪化させないために無理やり練習を行うことはしないようにしています。ケガをしないためにも毎日のストレッチは欠かせません。長く選手として高いレベルと求めていくにはケガをしないこと、身体の悲鳴に対して無視しないことを心掛けています。

パワーリフティングをしていて良かったこと

パワーリフティングを行っていると心から震える瞬間があります。これまで何度も潰れた重量が上がった時、試合のここぞという場面で決めた時、チームが勝った時などです。長くなりつつある競技歴の中でこの気持ちはほんの数回ですが、この瞬間のために練習をしていると感じます。そしてパワーリフティングというスポーツをやっていて良かったと感じられます。

今後の大会での目標

全日本ベンチプレス選手権大会 優勝
全日本パワーリフティング選手権大会 優勝

▶【画像】石川裕士選手の大会写真と愛用ギア

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