10月18日(日)福岡県・パピヨン24ガスホールにてボディコンテスト「マッスルゲート福岡」が開催された。
「マッスルゲート」は誰でも参加できるコンテストで、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)登録選手も出場可能だ。地元福岡の選手を中心に174名選手が集まり、大会デビュー戦の新人からベテラン選手まで幅広い層の選手が集まり、熱戦が繰り広げられた。
10月4日(日)に開催されたマッスルゲート札幌同様、コロナウイルス感染症対策によって席数は制限されたものの、前売りチケットは1週間で完売。
コンテストは、ボディビル、メンズフィジーク、クラシックフィジーク、ウーマンズフィジーク、ビキニ、ボディフィットネスの6カテゴリーから、身長別、年齢別などで合計25のクラス別から優勝者を決め、さらにクラス別を統合し各カテゴリーから合計6名の総合優勝者(オーバーオール)が決定した。
今大会で観客の度肝を抜いたのはボディビルの武道敬士選手。鬼気迫る仕上がりでオーバーオールチャンピオンに輝いた。審査員を務めた田代誠選手は「あれこそが覚悟を決めたボディビルダーの仕上がり。あそこまでできる選手はそういないね」と大絶賛。エントリー数最多のメンズフィジークは初出場の後藤雅智選手がノービス、176cm以下級、オーバーオールと三冠を達成し、新人の活躍が目立つ大会となった。
ボディビル・オーバーオールを制した武道敬士選手
メンズフィジーク・オーバーオールを制した後藤雅智選手
10月4日(日)のマッスルゲート札幌ではエントリーがなかった女子フィジークも開催された。女子ビキニ、ボディフィットネスもエントリー数が増え、女子競技も盛り上がりをみせた。
ビキニ・オーバーオールを制した内田織恵選手
ゲストポーズでは福岡在住のボディビル日本選手権ファイナリスト、嶋田慶太選手が鍛え上げられた肉体を披露し、会場を沸かせた。
「マッスルゲート」は今回の福岡の他、10月~11月にかけ神戸、石川、東京でも開催され、各大会の上位入賞者とJBBF過去の大会の上位者は、11月29日(日)東京・品川区立総合区民会館(きゅりあん)にて開催の「ゴールドジムジャパンカップ」へ出場することができる。ますます盛り上がりをみせるマッスルゲートから目が離せない。
試合後のビキニ選手の記念撮影。オーバーオール覇者は内田織恵選手(左)
審査員は鈴木雅選手、田代誠選手をはじめトップ選手が行う
<大会結果>
ウーマンズフィジーク
優勝 社林佳奈
2位 亀田菜々美
3位 杉内京子
ビキニ35歳以上160㎝以下級
優勝 井上詩子
2位 腹巻ちか
3位 浜田佳織
ビキニ35歳以上160㎝超級
優勝 内田織恵
2位 橋本智
3位 岩井知子
ビキニ35歳未満158㎝以下級
優勝 荒巻来美
2位 リュウエンタン
ビキニ35歳未満163㎝以下級
優勝 宮里香帆
2位 繁田真都紀
メンズフィジーク新人の部
優勝 後藤雅智
2位 福本海斗
3位 井桁悠太郎
メンズフィジークマスターズ172㎝以下級
優勝 久保憲隆
2位 瀧上隆智
3位 スタセヴィッチ哲幸
メンズフィジークマスターズ172㎝超級
優勝 新保大志
2位 内山義久
3位 福田宏
メンズフィジーク168㎝以下級
優勝 前田祥吾
2位 戸田有哉
3位 馬場テオ
メンズフィジーク172㎝以下級
優勝 児島龍樹
2位 中村優真
3位 川野優之介
メンズフィジーク176㎝以下級
優勝 後藤雅智
2位 井桁悠太郎
3位 塚本健太
メンズフィジーク176㎝超級
優勝 柏原健志
2位 福本海斗
3位 清水慧冴
ボディフィットネス35歳未満
優勝 宮里香帆
ボディフィットネス55歳未満
優勝 井上詩子
2位 志水佐和
ボディフィットネス55歳以上
優勝 本村あゆみ
クラシックフィジーク 新人の部
優勝 久保田匠
クラシックフィジーク 168㎝以下級
優勝 増永嵩之
2位 久保田匠
3位 真栄里光
クラシックフィジーク 175㎝以下級
優勝 上田皓大
クラシックフィジーク 175㎝超級
優勝 佐藤圭
ボディビル 新人の部
優勝 村山凌雲
2位 逸見俊介
3位 末永陽央
ボディビル ジュニアの部
優勝 濱崎響
2位 藤原丈
3位 上田皓大
ボディビル マスターズ
優勝 鈴木陽一
2位 横川英基
3位 清水博之
ボディビル65㎏以下級
優勝 武道敬士
2位 上田皓大
3位 松田慎吾
ボディビル75㎏以下級
優勝 濱崎響
2位 藤原丈
3位 児島龍樹
ボディビル75㎏超級
優勝 木戸竜平
2位 有門拓也
3位 鈴木陽一
オーバーオール ウーマンズフィジーク
優勝 社林佳奈
オーバーオール ビキニ
優勝 内田織恵
2位 荒巻来美
3位 宮里香帆
オーバーオール メンズフィジーク
優勝 後藤雅智 ※Wエントリーで各カテゴリー優勝のため
2位 後藤雅智
3位 柏原健志
オーバーオール ボディフィットネス
優勝 井上詩子
2位 宮里香帆
3位 本村あゆみ
オーバーオール クラシックフィジーク
優勝 上田皓大
2位 増永嵩之
3位 久保田匠
オーバーオール ボディビル
優勝 武道敬士
2位 木戸竜平
3位 濱崎響