5月30日(日)東京都・銀座ブロッサムで開催されたボディコンテスト『マッスルゲート東京』。337名がエントリーした今大会で、中村藍選手は「ウーマンズレギンス」という2021年に新設されたカテゴリーで2連覇となった。
「ウーマンズレギンスというカテゴリーがなかったらコンテストデビューはしていませんでした。20年間水泳競技をやっていましたが、ビキニでステージングすることは自分に自信がないので考えられませんでした。でも、ボディコンテストを観るのは好きで情報は入ってきてて、2月の(マッスルゲート)新人戦でレギンスのカテゴリーがあることを知ってデビューしました」
ウーマンズレギンスとはそもそもどんなカテゴリーなのか?審査員の大澤直子さんはこう話す。
「日頃からしっかりトレーニングをやっていて、健康的な女性らしさがあり、綺麗なアウトラインとシェイプされた身体かどうかをみます。過度なダイエットや急激に痩せるといったことは求めていないカテゴリーになります。あとは腹筋をちゃんとやっているのかは審査しますね」
中村選手といえば見事に割れた腹筋が特徴的だ。
「腹筋職人というかたちでSIXPADのお仕事に携わらせていただいていますし、自分自身がウエストを一番に売っているので、ウエストに対してはなりたいかたちやサイズを常に追求しています」
職場の同僚には昨年ゴールドジムジャパンカップメンズフィジークマスターズ172cm超級王者・杉崎宏哉選手がおり、今回減量で悩んでいた中村選手の大きな支えになったことなど、現在の仕事が2連覇に大きく関わっているようだ。
理想としている腹筋を聞くと「板チョコみたいにパキパキになれるくらい頑張りたいです」と笑顔で答えてくれた。
「次の目標はゴールドジムJAPAN CUPのウーマンズレギンスで初代チャンピオンになることです」
20年間の水泳経験と、日頃から身体づくりを考える生活。そして美しい腹筋。ウーマンズレギンスに求められる理想の身体を体現したような中村選手の活躍から目が離せない。
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(取材:FITNESS LOVE編集部)