「骨と皮だけで病的な細さだよね」
妻に言われたこの一言がきっかけでトレーニングをはじめた實松健志郎さんは『Super Body Contest 2021 FUKUOKA 04 SBC部門 TREND部門 Champion of the show』の2冠に輝いた。
「2015年にトレーニング始めて、1年半後に初めてボディコンテストに出場して、東京大会のファイナリストに残りましたが、入賞はできませんでした。そのときの上位の方の身体をみたときに、『ああカッコいいな』と自分もいつかこういう身体になって入賞したいなという思いが強くなりました」
仕事は営業職の實松さん。自分で減量食を作って、自宅でトレーニングをしている。
「家ではハーフラック、ベンチ台、ダンベル、バーベルがあって、重さは100kgぐらいのプレートです。トレーニングは基本毎日やっています。仕事に行く前に朝4時半に起きて、軽く果物ないし食事をとって身体を温めてから5時半ぐらいから1時間ちょっとぐらいトレーニングするのがルーティンになっています」
トレーニングを早朝に行うのは毎日続けるためだという。
「夜にトレーニングの時間を設定すると、営業職なので会食などで、仕事で遅くなったときに、トレーニングできない日があって、やりたいのにできないストレスを考えたら朝トレーニングしたほうが確実です。それに夜は子どもたちとの時間を作りたいので」
ホームトレーニーであることにこだわる實松さん。
「トレーニングは我流なので、誰かに教えるとかそういうスキルはないのですが、『ホームジムでもこんな身体が作れるんだよ』という目標になればいいなというのはあります。インスタグラムでは動画ではないのですが、ホームジムでやってるよという『#』をつけつつ、大会の写真や食事を上げたりしています」
目指すのはホームトレーニーでの日本一。實松さんの2021年日本大会での活躍が楽しみだ。
(取材・文:FITNESS LOVE編集部 写真提供:株式会社SBC)
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實松健志郎(さねまつ・けんしろう)
1981年11月12日
身長:173cm
オン:60kg オフ:64kg
Super Body Contest 2021 FUKUOKA 04 SBC部門 TREND部門 Champion of the show