5月30日(日)、誰もが参加できるコンテスト「マッスルゲート東京」が銀座にて開催された。これまでコンテスト出場経験がない方も挑戦しやすく、322人とエントリーもかなり多かった。ボディビルでは若い選手の参加が目立った中、50歳以上のカテゴリー「マスターズ」で優勝したのが歯科医師の大石 直選手だ。今回は大石選手に15の質問をした。
取材:FITNESSLOVE編集部 写真:中島康介
大石 直 選手
トレーニングをはじめたきっかけは?
食事制限だけで痩せた身体があまりにも老けた体型だったので、筋肉をつける目的で始めました。
ボディコンテスト出場のきっかけは?
身体の変化が楽しくなってきたけれども、何かしら目標がないと続かないと思ったため出場を予定していたJBBFの大会が中止となり、同日開催のマッスルゲート東京にエントリーしました。
なぜマッスルゲートに出場した?
アンチドーピングを掲げている団体だったため。
学生時代にやっていたスポーツは?
水泳、テニス、競技エアロビクス
現在の職業は?
歯科医師
お仕事との両立はどうしてる?
仕事が忙しくトレーニングができないということはありません。仕事では神経を使うので、トレーニングで身体を疲労させて上手くバランスがとれています。
大会出場の際、ご家族の反応は?
初めは「身体を壊すからほどほどにしたら?」と呆れていた家族も、一度大会の応援に来てからはすっかり理解を示してくれて減量食などとても協力してくれています。
普段のトレーニングメニューについて教えてください
4〜5分割で、一部4〜5種目くらい。
コンテストに向けてのトレーニングメニューは
普段のトレーニングメニューに加えて脚のカットを狙ったトレーニングやHIIT。
トレーニングをしていてつらかったことと
それを乗り越えた方法は?
ケガでトレーニングができなかったことや仕事に支障をきたしてしまったこと。
ゴールドジムはマシンの種類が多いので、痛めている部位を使わないでできるトレーニングを選んで行うことができました。治ってからはトレーニングギアを適切に使用して再発予防に努めています。また、相談にのってくれるトレーナーの存在も心強かったです。
トレーニングをしていて良かったことは?
ストレス耐性がついて、メンタルも強くなった気がします。
トレーニングでこだわっていることは?
プログレッシブオーバーロードの法則。無理をして怪我をしないようにしています。
食事でこだわっていることは?
なるべく加工食品を摂らないこと。
コンテストに出て良かったことは?
減量を通して食生活を見直すことができたことと、体調を悪化させる原因を知ることができました。
今後の大会での目標は?
東京ノービスの表彰台に登ることです。
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