新興ボディコンテスト『Super Body Contest(SBC)CHIBA 08』が7月18日(日)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、男女のエントリー選手が2つのカテゴリー、全12クラスに分かれ競い合った。その中で、SBC ELEGANT (女子・30歳~39歳)クラスとTREND CHARM (女子・18歳~39歳)クラスへ一緒に出場を決意したという友人同士の家吉里実選手と櫻井千秋選手。大会に挑む前のポージングレッスンにも2人で参加し、熱心に練習を続けてきた。同じ目標に向かって友人同士でコンテストに参加できるのもSBCの魅力。今回はそんな両選手をご紹介していこう。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:Super Body Contest事務局
家吉里実(イエヨシ・サトミ)
トレーニングをはじめたきっかけ
コロナが流行する前、クラブのダンサーとして活動していて、不規則な生活が原因で太ってしまいました。ダイエット目的でトレーニングを始めたのがきっかけです。
ボディコンテストにでたきっかけ
クラブダンサーを引退するタイミングでトレーナーさんに大会の出場を勧められたから。最初は、ちょうどダンスもなくなって、時間もあるし、やってみようか!という軽いノリでした。
なぜSBCに出場したのか
今回スーパーボディコンテストに出場した理由は、千葉大会のエントリー費が無料だったからです。どんな大会なのか興味がありました。
学生時代にやっていたスポーツ
水泳、バスケットボール
現在の職業
化粧品商社の会社員、ダンサー、大会用アクセサリー販売、パーソナルトレーナー
お仕事との両立
ダンサーのお仕事に専念したいという理由から、数年前に会社員を辞めようと思ったことがありました。上司に退職の相談をしたところ、時短社員として会社に残ることとなりました。1日6時間勤務なので、トレーニングとお仕事の両立がしやすい環境です。午前中にトレーニングやヨガなどカラダを動かす習い事に行き、コンテスト前はポージングの練習をして、昼から出勤します。会社の同僚などを含め、私の周りには理解してくれる方、応援してくださる方々ばかりなので、感謝です。
ご家族の反応
コンテスト前ストイックになりすぎてしまうので、父親からは「そんなに頑張らなくても、そこそこでいいんじゃない?」とか、母親には「痩せすぎじゃない?ママはもっと太ってる方が好きだよ」とか、言われるんですが、大会当日絞れた身体を見ると、「凄いねぇ〜‼︎」って褒めてくれます(笑)。
普段のトレーニングメニュー
トレーニングは週2回パーソナルトレーニングを受けています。トレーニングする部位は、その日の気分で決めています。計画的にトレーニングをするタイプではないです(笑) メニューの内容は全て担当トレーナーさんに任せています。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
特に辛かったと思ったことはないです。私が出場するコンテストのカテゴリーはそこまで筋肉量が必要ではないので、トレーニングは楽しくやれる範囲でしかやらないです。ただ、食べる事が大好きなので、減量は我慢ばかりでなかなか辛いです。コンテストが終了後に食べたい物リストを作って、ご褒美が待ってる!!!と思って乗り切ります。
トレーニングをしていて良かったこと
トレーニングを始めて、自分の生活習慣を見直すようになりました。以前はダンサーをしていたこともあり、明け方に寝て、昼頃に起きる昼夜逆転生活でした。現在は朝起きて運動して、夜に寝る規則正しい生活になったことで、体調も良くなり、むくみや冷え性など体質がかなり改善されました。
トレーニングでこだわっていること
とにかく前腿優位になってしまうので、前腿に入らないようなフォームを特に気をつけています。
食事でこだわっていること
減量中もとにかく食事を楽しむこと。今年でコンテスト出場3年目になりますが、1年目の時は鶏胸肉と野菜ばかり食べて、コンテストが嫌になるくらい減量が辛かった記憶があります。今は、ヘルシーなレシピを毎日のように検索して、食事のレパートリーを増やしました。食事も美味しく楽しむことで、減量がかなり楽になりました。インスタ映えな減量飯をインスタのストーリーに載せて、料理できる人アピールするのがマイブームです。
コンテストに出て良かったこと
熱中できる趣味ができて良かったです。あと何より、優勝した時に、両親の嬉しそうな顔を見るのが一番嬉しいです。これまで親孝行らしいことを何もしてこなかったので、これも親孝行のひとつかなと思いながらコンテストに出場しています。日本大会は東京近郊で開催されることが多いので、大会で自分の努力を両親に見てもらって、翌日に家族で観光したり、水入らずの時間を過ごすのが私のコンテストの醍醐味だったりします。そうでなければ、なかなか家族で遠出することもないので。
今後の大会での目標
特に何も決めていません。その時に出たいなと思った大会にでます。でも、出場を決めた大会は優勝目指して、誰よりも努力します。会場の観客の方々をステージングで魅了することを約束します。
家吉里実(イエヨシ・サトミ)
1991年1月17日生まれ
身長:163cm
入賞歴:
2020ベストボディジャパン 日本大会5位
2020サマースタイルアワード 決勝大会 ビューティーフィットネスモデル 6位
2021フィットネススター 名古屋大会 モノキニ 優勝(女子総合優勝、オーバーオール)
トレーニング以外の趣味:ヨガ、ダンス
好きな食べ物:炭水化物全般 (パン、ピザ、パスタ、スイーツ)
嫌いな食べ物:特になし
櫻井千秋(サクライ・チアキ)
トレーニングをはじめたきっかけ
30歳を迎えた時に身体の不調や肥満が気になり出して、ダイエット、ボディメイクに興味を持ちトレーニングを始めました。
ボディコンテストにでたきっかけ
パーソナルトレーナーとしてお仕事を始めさせて頂き、ボディメイクコンテストの事を知り、経験や実績を残して今後の仕事に活かしたいと思ったのがきっかけです。
なぜSBCに出場したのか
自分の弱点が上半身という事もあり、肩まわりや上半身を重視しているSBCの大会が自身の身体の改善に合っていると思いこちらの団体に出ることを決めました。
学生時代にやっていたスポーツ
水泳、バスケットボール、バドミントン
現在の職業
パーソナルトレーナー
お仕事との両立
仕事がトレーニング関係なので、常に向上心を持てる環境ということもあり両立しやすいです。
ご家族の反応
いつ結婚するのかと心配されています(笑)。
普段のトレーニングメニュー
現在は最低週4日のトレーニングで、胸→下半身→肩→背中の部位ごとのルーティーンで行うように心がけています。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
普段のトレーニングルーティーンは崩さないようにしていますが、コンプレックスである下半身、肩を多めに行っています。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
トレーニングをしていて、辛いと思ったことはほとんどありません。女性としての体調不良の場合のみ気持ちが入らない事はありますが、その時はオンオフをきっちり決めてお休みしています。できる限り1回のトレーニングの効率を上げるために、休む時は休む!やる時はしっかりやる!のメリハリを意識しています。それが、辛いトレーニングを乗り越える秘訣だと私は思っています。
トレーニングをしていて良かったこと
コンプレックスだと思っていた身体に変化を感じたことです。トレーニング始めた事で、ただ筋量を上げるだけではなく根本的な身体の癖や歪みにも気づくことができ、普段の生活の中でも意識できるようになりました。
トレーニングでこだわっていること
どれだけ短時間で、効率よくトレーニングを行えるか。最近は1種目のトレーニングに対して色々なフォームを試しながら身体で感じるようにしています。
食事でこだわっていること
普段の食事はあまり気にせず食べています。基本食べる事が好きで、特に炭水化物が大好きです。お酒も飲みます。大会に向けての食事は、増量期間中はリーンバルク(ジャンクフードなし)白米中心で食べて、減量期間中はローファットダイエット(脂質少なめ)を意識して行いました。大会出場を決めてから大会が終わるまでの間はお酒は一切飲んでいません。
コンテストに出て良かったこと
今まで、人前に立ったり舞台に出場する事が一切なくむしろ苦手な方でした。でも今年初めて大会に出場して、人前に立つ事の楽しさを知りました。ずっと嫌いだと思っていたことが好きになり、常に新しい課題や目標ができるようになり毎日が楽しくなりました。
今後の大会での目標
今年初めての大会出場ということもあり、まだ緊張が抜けず今までポージング練習なども頑張ってきたつもりでしたが、本番に全力を出せず結果も満足に出せていません。来年は目標としていた大会に出場する予定なので、来年に向けてまた一から身体作り、ポージング練習に力を入れていきたいと思っています。
櫻井千秋(サクライ・チアキ)
1989年9月22日生まれ
身長:163㎝
入賞歴:
2021APF名古屋大会ランウェイモデル3位入賞
2021SBC千葉大会 SBC部門2位入賞、TREND部門2位入賞
トレーニング以外の趣味:ゴルフ、スノーボード、旅行、カフェ巡り、食べる飲む
好きな食べ物:チョコレート、チーズ、辛いもの、カレー、お寿司、白米、京都西利の漬物
嫌いな食べ物:わさび(お寿司はわさび抜き)、牛乳