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筋肉美コンテストでアップセットが!新カテゴリで女王を抑えたのは“美しすぎるボディビルダー”田上舞子

今年より本格スタートを切った美ボディコンテストの新カテゴリー「フィットモデル」。ワンピースのスイムスーツ、ロングのイブニングドレスの2つのコスチュームを着用して行われるこの競技は、規定ポーズが同様ということもあり、ビキニフィットネス競技の経験者が多数出場。その全国大会「オールジャパン選手権大会」が8月8日、東京・北とぴあで行われ、身長別に分けられた3クラスに計30人がエントリー。注目はやはり、2015年のデビュー以来トップを走り続けているビキニフィットネスの女王・安井友梨選手。今大会では163㎝超級にエントリーして同クラスを制覇。各クラスの優勝で競うオーバーオールに駒を進め、初代フィットモデル女王の座に王手をかけた。
しかし、ここで安井選手の連勝にストップをかけたのが、「Woman’sSHAPE Vol.21」で表紙を務めた“美しすぎるボディビルダー”こと田上舞子選手。163㎝級を見事に勝ち抜き、安井選手との直接対決ではアップセットを成し遂げた。

【写真】美しすぎるボディビルダー田上舞子の写真

「フィットモデル一本に絞って準備をしてきました。ポージングも海外の選手のSNSを見て研究しました。ビキニのころとはガラッとポージングも変えて、トレーニング内容も変えました。ずっとフィットモデルのことだけを考えて取り組んできて、すごく準備もしてきたので、今は(優勝できて)ほっとしています」

田上選手にとっては2019年の東京選手権ビキニフィットネス35歳以下級以来の優勝となる。こうしたボディコンテストの順位発表では、例えば6位、5位、4位…と下位の選手からアナウンスされていく。2位で安井選手の名前が呼ばれた瞬間は「自分でもびっくりしました」という。美ボディ界に新たなアイコンが誕生した。

取材・文:藤本かずまさ 撮影:中島康介

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執筆者:藤本かずまさ
IRONMAN等を中心にトレーニング系メディア、書籍で執筆・編集活動を展開中。好きな言葉は「血中アミノ酸濃度」「同化作用」。株式会社プッシュアップ代表。

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