スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の合計挙上重量で競うパワーリフティング競技。近年、東京都パワーリフティング協会は、競技人口を増している。今回は、第1回新人限定TOKYOパワーリフティング選手権大会63kg級優勝の辻本香緒里選手に12の質問をした。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:辻本香緒里 取材協力:東京都パワーリフティング協会
辻本香緒里
トレーニングをはじめたきっかけ
コロナ禍で元々の趣味(バンド)がなかなか難しくなり、1人でもできる何か新しいことを始めたいと思った。
学生時代は陸上競技をやっていたのですが持病の関係などで続けるのが難しく、10年以上ブランクがありましたが、やっぱりなにかスポーツをやっていたいという気持ちもあったため。
パワーリフティングをはじめたきっかけ
上記(2020年秋頃)の2年ほど前に、たまたま入会したジムで体験の時についてくださったトレーナーの方に「パワーリフティングやってみませんか」と声をかけていただいた。それを上記のタイミングで思い出し、せっかくだからやってみようと思った。陸上競技時代にウエイトトレーニングは馴染みもあったし部内では得意な方だったので、陸上では叶わなかったものを目指してみようと思った。
パワーリフティング競技・ベンチプレスの公式記録
275kg(スクワット102.5kg、ベンチプレス50kg、デッドリフト122.5kg/ノーギア)
初めてのBIG3の公式記録
上記の275kg(2021.5月の東京都新人戦)
学生時代にやっていたスポーツ
陸上競技(800m)
現在の職業
鍼灸マッサージ師
競技していることに対するご家族の反応
「面白いことやってるね」というかんじで応援してくれています。
普段の練習メニュー
週2〜3回程度、ほぼBIG3のみ。
スクワット・デッドリフト各週1、ベンチ週2〜3回ほど。
パワーリフティング競技において苦労したこととそれを乗り越えた方法
・持病との付き合い方。体調が悪いときは無理せず休む、長期間休養期間になっても凹まない。
・階級制の競技が初めてなので、そこの付き合い方がまだ難しいなと感じています。
ケガとの向き合い方
陸上競技をやっていたときは怪我が多く苦労したので、なるべくケアをしっかりするようにしています。当時の怪我の経験などがきっかけで今の職業(治療家)になったので、自分のスキルも存分に生かしつつ、怪我をしたりどこか痛めてしまったときはむしろ他の方の治療にも生かせるなと思ってラッキーだと思うように・勉強の機会だと思うようにしています。
パワーリフティングをしていて良かったこと
より食事や生活リズムなどを気にするようになった。コロナ禍で人と集まるようなことがしづらい中でもトレーニングは1人でできるので楽しみができた。
今後の大会での目標
400kgあげる