10月17日(日)、愛知・ウインクあいちでマッスルゲート名古屋が行われた。今大会は約330名がエントリーし、2部に分けて熱戦が繰り広げられた。ジャングルポケットのおたけ選手が話題がなった大会でもあった。ここでは大学最後の集大成としてマッスルゲート出場を決め、クラシックフィジーク175cm以下級で優勝に輝いた山下駿平選手に、14の質問をした。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
【写真】野球とトレーニングで鍛えた山下駿平選手の見事な肉体美
山下駿平選手
トレーニングをはじめたきっかけ
高校野球引退後に友人に誘われてはじめるようになりました。
マッスルゲートにでたきっかけ
毎日共にトレーニングをしている友人に誘われて大学最後の集大成として出場を決意しました。
学生時代にやっていた部活・サークル
大学では準硬式野球をやっていました。
現在の職業
大学生
大学との両立
準硬式野球と減量しながらのトレーニングには苦労しました。午前中に部活動、夜中にトレーニングという形をとっていました。
ご家族の反応
以前、減量の際に入院の経験もあるため、反対されましたが、どうしても部活と両立がしたいとお願いをしたところ許してもらえました。
普段のトレーニングメニュー
マッスルゲート名古屋に共に出場した、友人とほぼ毎日合同トレーニングをしています。脚の日だけは個人で行っています。胸、背中、肩、腕、脚の5分割で行っています。トレーニングメニューはコロコロ変わりますがなるべく高重量を使うことを意識しています。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
上記のトレーニングメニューとほぼ一緒ですが、脚だけはサイズを残したかったので、週一ですが最もハードに行いました。セット数では最低でも20セット、多いときでは30セット以上やり込みました。30セットを超える日のトレーニング時間は2時間半を超えました。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
減量中期ごろまでは大学での部活動に所属しておりましたので、午前中に野球をやり、夜中にトレーニングをやるという形で両立しなければいけないところに苦労しました。しかし、辛い経験は過ぎてしまえば、今後の人生の糧になると信じたことで乗り越えることができました。また、毎日一緒にトレーニングをしてくれた友人と切磋琢磨することができたところも、辛い減量を乗り越えることができた要因だと思います。
トレーニングをしていて良かったこと
本気で努力しあえる友人に出会えたことです。
トレーニングでこだわっていること
とにかく、自分よりすごい人たちに必死についていくことです。減量中、合同トレーニングを行っていた友人も身体はもちろん、トレーニングで扱う重量やメンタルも自分より優れていたため、必死についていくことだけを考えながらトレーニングに励みました。
食事でこだわっていること
減量中はさつまいもやオートミールなど血糖値が上がりにくい炭水化物を摂取しました。また、炭水化物を摂るタイミングはトレーニング前に集中させました。増量中に関してはあまり深く考え過ぎず、脂質の量をある程度コントロールしながら、炭水化物とタンパク質を多く取ることを心がけています。
コンテストに出て良かったこと
大学生活の中で1番充実した日々を過ごすことができたことです。減量中、友人と共にトレーニングを行った時間はとても貴重な経験なり、今後の人生の糧になると思います。
今後の大会での目標
しばらくの間は大会に出場する予定はありません。来年から社会人となるため、仕事が落ち着いた際には、またクラシックフィジークに挑戦していきたいです。