新興ボディコンテスト『Super Body Contest(SBC)HYOGO11』が8月29日(日)、兵庫・あましんアルカイックホールオクトで開催され、2つのカテゴリー、全11クラスに分かれて競い合った。今回は、SBC&TRENDのMONARCH (女子・40歳~49歳)クラス、そして両カテゴリーのChampion of the show Ladies’を受賞した長野典子選手に15の質問を聞いていこう。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:Super Body Contest事務局
長野典子選手
トレーニングをはじめたきっかけは?
プライベートで嫌なことがあり、仕事から帰宅すると嫌なことを自宅で考えてしまったので何も考えない時間を求めて筋トレを始めました。始めたころは、無心で、トレーニング方法もわからなかったので腹筋を鍛えたり有酸素運動をしたりなど、簡単なトレーニングばかりでしたがもくもくとトレーニングに打ち込みました。
ボディコンテストに出場するきっかけは?
ジムに通いだし、偶然看護学校からの知人と遭遇したのですが、その知人がコンテストに出ていたので一緒に出場してみないか誘われたことがきっかけです。トレーニング初心者で、何も分からずコンテストになんて出れるのかというレベルでしたが約3か月必死でジムに通い、無我夢中で挑みました。
SBCの大会に出場を決めた理由は?
SBCは開催初年度から、出場させていただいています。SBCの代表者である村松社長や木下智愛先生は、以前出ていたコンテストの時から存じており新しいコンテストをするということを教えていただきました。以前のコンテストで、審査に悔しい思いをしたこともあったので新たな団体に出てみて、このお二人なら自分の実力をしっかりと評価してくれるのではないかと思い出場を決めました。
学生時代にやっていたスポーツ
学生時代は全くスポーツはしておらず、母子家庭でしたので、母の生活の支えに少しでもなりたくてアルバイトばかりしていました。
現在のご職業
主に看護師をしていますが、セミナー講師やモデルの仕事も時々しています。
お仕事との両立について
フリーランスで仕事をしていますので、比較的自分の時間を調整しやすいのですが夜勤があるため、寝不足になりがちですが、トレーニングをする時間をできるだけ優先して作っています。
大会に出場された際のご家族の反応は?
私には、現在母しか家族がおらず、母は認知症で施設に入所しているため、大会のことは全く何も知りません。
普段のトレーニングメニューを教えてください
週に2~3回くらいしかジムに行くことが出来ないため、トレーニングに行くと全身筋トレをしています。独自で考えた、姿勢や自分の身体の使い方の癖を改善するような特殊な筋トレを行っています。ルーティンメニューは、姿勢矯正トレーニングから始め、肩・背中・胸・ヒップ・脚・腹筋といった感じで行っています。あまり、高重量のウエイトは扱わず、関節の可動域をしっかりと使えるように心がけたトレーニング方法を行っています。トレーニングは、必ずストレッチと筋膜リリースを行います。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
コンテストの時も、日ごろのトレーニング方法と変えることはありません。他の方は有酸素を入れたりしますが、私は有酸素運動も一切行いません。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
大会前の減量ピークになると、空腹でトレーニングに集中できなかったりすぐに疲れてしまったり、酸欠になったりしました。なのでトレーニング時にもしつらくなったら対応できるようにと、いつも飴や登山時に使うような携帯用酸素をいつも持っています。
トレーニングをしていて良かったこと
年齢を重ねるごとに、どんどん自分の身体が進化していくことです。20代のころよりも美しいボディラインになっていることです。毎年、恥ずかしいと思わずビキニを着ることができ、20代のころはワンピースタイプの水着やパレオを使って身体を隠したりしていましたが今では堂々とビキニを着ることができます。他、洋服を着ているシルエットが綺麗になったと思います。姿勢も良くなりました。食事が美味しく、食べても肥らないこともトレーニングをしている醍醐味だと思います。私は甘いものが大好きなのですが、肥ることを全く気にせず食べれますし食べた分は、筋肉に変えてやるといった気持ちです。
トレーニングでこだわっていること
ただ、筋肉だけつければいいというわけではなく女性としての美しさには人一倍こだわってトレーニングをしています。後ろから見たときのS字ラインや、ウエストのくびれをしっかりとつけるための自己流トレーニングを日々行っています。
食事でこだわっていること
無添加のものをできるだけ食べたいので、毎日自炊しています。炭水化物を省いてしまうと、女性ホルモンのバランスが悪くなるため炭水化物は必ず摂っています。また午前中は、ホルモン分泌の影響で糖質をエネルギーに使いやすい時間ですので、甘いものを食べたくなったら朝のうちに食べるようにしています。
コンテストに出て良かったこと
自分の生きがいや、やり甲斐になること、目標をいつも持っていることで生活のメリハリができ、心も充実します。また、コンテストでたくさんの方に出会え仲間が増えたことです。
今後の大会での目標
年末に東京ファイナルがあるため、そちらでの年齢別グランプリはもちろんのこと総合グランプリも今年は狙いたいです。2019年は年齢別グランプリをいただくことはできましたが総合グランプリは逃してしまいとても悔しい思いをしています。今年こそはと目標をしっかりと持ち年末の大会に挑みたいと思っています。