西日本学生オープンボディビル.フィジーク選手権は学生大会初のオープン大会として9月5日福岡国際会議場メインホールにて、全国の学生を集め、ゲストには今一番勢いに乗る世界ジュニアフィジーク王者・穴見一佐選手を迎え盛大に開催された。学連に所属出来ない学生、院生、専門学校生、学連所属選手すべてに門戸を広げ上位には全日本学生大会出場権を与える大会である。
来年度はすでにさらなる強豪学連選手が西日本学生オープン選手権に名乗りを挙げており学生大会のアーノルドクラシック的な存在になりそうである。
ボディビル3位の谷口典明選手(九州大学院2年)。彼にとっては学生大会最後の年となり、前評判も高かったが一昨年と同様今一つ仕上がりが不足、ポージングも練習不足が伺われた。彼のバルクは全日本学生や社会人大会で充分通用する程の怪物的バルクしているので頑張って貰いたい。そんな将来が楽しみな谷口選手に質問をした。
文・取材協力:三松年久(九州学生ボディビル連盟) 写真提供:fightersmuscleりゅう
谷口典明選手
トレーニングをはじめたきっかけ
オーストラリアでのホストファミリーの長男がムキムキで一緒にジムに行きだしたこと。
大会にでたきっかけ
大会でしか競争したり、優劣をつけることができないと考えたから。日本の頂点を目指したいと思ったから。
現在所属しているサークルや部活
サッカー(中学、高校も同様)
学業との両立
朝トレーニング、夜から深夜にかけて研究。その繰り返し。
ご家族の反応
母:驚愕
父:うなずく
姉:思考停止
祖母:笑顔
普段のトレーニングメニュー
各部位高重量高セット、胸腕肩週3、脚は前と後ろに分けて週1ずつ
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
脚トレ最優先。スクワット、デッドリフトをやりこむ。各部位フルレンジを意識して、マッスルコントロールの練習。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
右肩を痛めやすいこと。たくさん食べて応急処置。
トレーニングをしていて良かったこと
意見が通りやすくなった。
トレーニングでこだわっていること
命を危険にさらす
食事でこだわっていること
オフ:隙あらば食べる
オン:納豆、キムチ、ヨーグルト、わかめ、きくらげ
大会に出て良かったこと
食事という身近で当たり前の行為に感謝と幸せを感じることができること。
今後の大会での目標
まずは来年東京選手権で優勝、その後日本選手権のファイナリスト。