11月13日(土)、横須賀芸術劇場で開催された世界初の年齢別ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン2021日本大会』。スリムな身体、スタイルの良さで競われるカテゴリー『モデルジャパン部門』でひときわ目を引き、同カテゴリーで女子総合グランプリに輝いたのが荒牧聡子さん。
グランプリに輝いた瞬間、笑顔ではあったもののそこまで感情を表に出しているようにはみえなかった荒牧さんだったが、表彰式のあとロビーで話を聞いたときは違った。
「グランプリをいただけてうれしかったのもあります。でもそれ以上に舞台裏に戻ったときに一緒に頑張ってくれたトレーナーさんが泣いて喜んでくれたことに感動しました」
コンテストは2021年が初めての挑戦、運動は苦手だった荒牧さんを支えたのはパーソナルトレーナーの存在だった。
「30歳を過ぎて体型が崩れてきたため運動をしたいと思うようになり、なりトレ(女性専用パーソナルトレーニングジム)に通うようになりました。次第に評価してもらいたい、コンテストのステージに立ちたい、と思い『なりさん(岩成隆邦さん)』にサポートをしてもらい頑張ることができました」
トレーナーのサポートを受けつつも、たった2年で総合グランプリを勝ち取った荒牧さんはIT企業の会社員。
「コンテストに出場するなら賞を取りたいと強く思うようになりました。ただ、私は仕事の日は仕事に全力で取り組んで、休みの日にジムに行っています。仕事でもめっちゃ負けず嫌いなので、コンテストも負けたくないと頑張ることができました」
見事にシェイプされた美ボディをつくりあげたのはトレーニングだけじゃない。
「無理やり減量をしないで痩せること、食べて痩せることを意識して、実践し、今回ステージに立ちました。しっかりと食べてトレーニングをすることで痩せることができると、多くの人に伝えていきたいです」
(取材:FITNESS LOVE編集部)