ボディコンテストの登竜門・マッスルゲートの2021大会も、12月5日(日)に行われた『マッスルゲートFINAL』をもって幕を閉じた。年内最後ながらも、出場者は290名の大きな大会となり、熱いステージを展開させた。メンズフィジークマスターズ172㎝超級優勝で優勝したのは、白石進選手(51)。離婚でしばらく酒に溺れた生活になっていたが、筋トレを始めたことによって人生が一転し再婚したという筋トレで人生が変わった男性に話を聞いた。
取材:FITNESS LOVE記事 撮影:中島康介
マッスルゲート2021ファイナル
メンズフィジークマスターズ172㎝超級以上
白石 進 選手
トレーニングをはじめたきっかけ
2014年に前妻と離婚し、酒浸りの生活を半年程していたが、その生活から抜け出そうと以前いつかは出場してみたいと思っていたベストボディジャパンの出場を目指しトレーニングを開始。
\白石進選手の驚きのビフォーアフター/
マッスルゲートに出場したきっかけ
2020年コロナ禍でのJBBFの大会が中止となる中、出場できる大会があったので迷わず出場しました。
(2020:石川・東京・ジャパンカップ)
(2018:マッスルビーチ・2019:2月マッスルゲートにも出場しています。)
学生時代にやっていた部活・サークル
中~高校:水泳部
大学:アメリカンフットボール(サークル)
現在の職業
外資系医療機器営業
お仕事との両立
月~金の仕事後にトレーニングを行っています。
翌日の仕事、トレーニングの為追い込み過ぎない。もともと追い込めませんが...。
ご家族の反応
妻も競技者(ビキニフィットネス)のため、理解はあります。
トレーニングメニュー
胸・肩・腕・背中・脚に分けての5分割。変わったトレーニングはなく、ごく標準的なメニューです。
コンテスト前などでもメニューは変わりません。1年を通じ同じメニューです。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
好きで出場するコンテストのため、トレーニングをつらいと思ったことがありません。
(トレーニング中きついなと思った時は、メニューは決まっているので「いつかは全部終わる」
「とにかく時間がかかってもやり抜こう」とだけ考えています。
トレーニングでこだわっていること
51歳なのでとにかくケガのないよう、継続できるようにしています。
重量にこだわらず、効かせる、または重量を回数でカバーする気持ちでトレーニングしています。
(スクワットは40㎏×20rep×10set・50㎏×10rep×10set の計300回)
食事でこだわっていること
コンテスト2~3カ月前は脂質を抑えた食事にしています。コンテスト1カ月前からはカロリーなどをコントロールするため、1日の食事を全て前日の夜、当日の朝にお弁当として作って1日3~4回に分けて食べています。
また、コンテスト3カ月以上前は何もこだわらず好きな物を好きなだけ食べています。
コンテストに出て良かったこと
トレーニングをし、コンテストに出場しそこで出会った女性と再婚しました。コンテストを通じ多くの友達ができました。披露宴パーティーでは180名の方々に出席していただけました。何よりも50歳を超えても一生懸命になれる趣味・遊び・目標ができました。
今後の大会での目標
生涯現役。
年に一度、その歳(〇〇歳)の白石進の最高の身体の記録(写真)を残す。