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デッドリフト285kg!トータル721kgの記録を持つ男「完全復活を目指す」

照沼直樹選手の285kgデッドリフト

11 月27 日(土)、28 日(日)新宿三角広場西WEST エリアにてマッスルゲートパワーコンテストが開催された。非公式大会ではあるが、自己ベスト更新の場として初心者からベテランまで幅広く参加。ここではデッドリフト男子100kg以下級で優勝し照沼直樹選手をご紹介。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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照沼直樹選手

男子100kg以下級 優勝 記録:デッドリフト285kg

優勝の感想

今回は補助員と選手という立場で参加させて頂き、無事大会が開催された事に感謝申し上げます。結果としては、285㎏を引き優勝することができました。第3試技では初めて300㎏に挑戦しましたが、失敗に終わってしまったので、またリベンジしたいと思います。マッスルゲートは、初心者の方からトップ選手までが参加する試合です。特に初めて試合に出ようと考えている方は、ぜひ参加してみて下さい。試合に参加することで、学べることもたくさんありますし、ご自身のレベルアップに繋がると思います。

パワーコンテストに出場した理由

パワーコンテストに参加した理由として、2点ございます。1点目として、調子を崩していたのが戻りつつあり、試合で試したいと思ったからです。2点目として、前回の川崎大会で300㎏を挙げられ、千葉パワーの先輩でもある西川選手と対戦をしたかったためです。残念ながら、調整中で怪我をされてしまったみたいで実現はしませんでしたが、いずれ対戦させて頂ける機会があればと考えております。

パワーコンテストまでの道のりには、どんなことがあったか

昨年の11月中旬くらいから調子を崩しており上手くいかない事が多々ありました。その中で、今年10月開催された千葉大会終了後に所属させて頂いているStrengthGym TokyoBayオーナーの渋谷さんよりスクワットのアドバイスを頂き、そこから全体的に調子が戻ってきたということもあり大会に参加する事を決意しました。まだ、改善の余地があるので、今後はさらに記録を伸ばしていけるように頑張ります。

競技をすることで得られた変化

沢山の良い仲間に出会えたことです。特に、StrengthGym TokyoBayに所属させて頂いてからは、沢山の方とお話をする機会を頂いたり、国際大会出場等、様々な経験をさせて頂き、トレーナーとして、選手として自分を成長させることのできる、良い環境に身を置かせて頂いております。

普段の仕事と行っている競技の両立について

仕事がトレーナーということもあり、自分が学んだことをアウトプット出来るという意味では、良い職業だと思います。競技と仕事の両立という点でも、職場の方々のご理解・ご協力も頂き、難なく働かせて頂いています。唯一改善点があるとすれば、仕事、練習等を優先的に過ごしていると、睡眠時間が短くなってしまうことです。最近はボリュームの調整で、睡眠時間を確保する様に心がけています。

練習、食事に対するこだわり

練習に関してはスクワット週2回、ベンチプレス週3回、デッドリフト2回をベースとして行い、BIG3以外にも補助トレーニングをしっかりと行うようにしております。食事に関しては、減量中は特に気を付けておりますが、それ以外の時はある程度バランスを気にしながら好きなものを食べております。

今後の目標

まずは3月に開催予定のジャパンクラシックパワーでベストを出し、自分の中での完全復活を目指しています。その上で、今年開催された東京オリンピックをみて、もう一度世界大会へ出場したいという気持ちが強くなったので、そこを目指して頑張ります。また個人的に、来年は新たな挑戦を試みているので、忙しくはなりますが、より一層充実した日々を過ごせるようにしたいです。

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