11月7日(日)、北の大地・北海道は札幌の共済ホールにて「マッスルゲート札幌大会」が行われた。前回大会のエントリー数の倍となる選手がエントリーし、各カテゴリー大いに盛り上がりを見せた。ここでは、メンズフィジーク172㎝以下級と、大学生の部で優勝し二冠の王者となった谷口康太選手に14の質問を伺った。
▶【写真あり】若き二冠の王者、谷口選手の鍛え抜かれた筋肉ボディー
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
マッスルゲート札幌大会 メンズフィジーク172㎝以下級&大学生の部優勝 谷口康太選手
トレーニングをはじめたきっかけ
高校まで野球をやっており、高校時代の野球部の友人がボディビルをやっており、筋肉のかっこよさに惹かれたからです。
なぜマッスルゲートに出場したのか
当初はJBBF北海道大会に出場予定でしたが、今年の3月に頚椎ヘルニアになってしまい、寝ることも痛くて寝られないくらいになってしまいトレーニングできない期間が1~2カ月続きました。その影響でJBBFを諦めました。そんな時にマッスルゲートが11月にあったので出場できると思い出場させていただきました。
学生時代にやっていたスポーツ
高校まで野球をやっていました。また小学生のころまではアルペンスキーをやっていました。現在、大学ではサークルなどにも入らずトレーニング一筋です。
現在の職業
大学生です。
お仕事との両立
大学生になってから意識していることは時間の使い方です。大体のその日の予定を時間で制限して「この時間までにはこれを終わらせる」というようにしています。無駄な時間をなるべく過ごさないようにしています。その方が夜寝るときの充実感もあるし、ぐっすり寝られます。
ご家族の反応
応援してくれていると思います。また、兄がいるのですが兄もボディコンテストに出ており、お互い切磋琢磨してできています。今大会でも先に兄がJBBF北海道のフィジークでコンテスト初出場で準優勝してとても良い刺激となりました。
普段のトレーニングメニュー
胸・背中・肩・腕・脚でオフは予定があるときや疲労がたまりすぎている時にとります。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
増量期のトレーニングと変わりません。しっかりと限界まで追い込むことを意識してボリュームもしっかり確保しています。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
頚椎ヘルニアになったときです。トレーニングが本当に好きでできなくなることは本当につらかったです。乗り越えた方法はできないものはできないので割り切っておいしいものをたくさん食べてリフレッシュしました。
トレーニングをしていて良かったこと
生活を充実させてくれます。ただ大学に行き勉強しアルバイトをして友達と遊ぶといったような生活よりもそれに加えてトレーニングがあることで毎日の充実感が増しています。またトレーニングを通じて様々な方と関わらせてもらえるのでトレーニングもそうですが人生においても勉強になることが多いです。
トレーニングでこだわっていること
やはり重量を求めていくことと当たり前ですがしっかりと追い込むことを意識しています。鈴木雅さんのDVDや本は何度も見返しています。まだまだですがトレーニング始めたての時と比べるとと追い込めるようになって呼吸の仕方・タイミング、トレーニングのテンポなど追い込むことによって気づけるようになったと思います。また、メニューなどもコロコロ変えません。とにかくやりこむことです。成長もわかりにくくなってしまうと思うからです。
食事でこだわっていること
減量中でもおいしく食べるように意識しています。減量がつらい方には低温調理器は本当におすすめです。低温調理器のおかげで増量期でも好んでむね肉を食べています。
コンテストに出て良かったこと
コンテストに出場するにあたり、減量というものがあるので食に対するありがたみが増すということととても大きな達成感を得られるということです。また、これからの課題もはっきり見ることが出来ます。
今後の大会での目標
来年がジュニア最後の年なので、オールジャパンに出場したいと思っています。また、いずれはクラシックフィジークにも挑戦したいです。