ボディコンテストの登竜門・マッスルゲートの2021大会を締めくくる『マッスルゲートFINAL』が2021年12月5日(日)開幕。ビキニ35歳未満163cm以下で優勝したのは、24歳の美田佳穂選手。学生時代にトランポリン競技で腰を痛め、ドクターストップがかかり歩けない過去があったという美田選手。現在も常に腰痛と付き合い、重量を扱うことができないという中、工夫してトレーニングを行っているという美田選手に、トレーニングでのこだわりや今後の目標について伺った。
取材:FITNESS LOVE記事 撮影:中島康介
ビキニ35歳未満163cm以下級 優勝 美田佳穂選手【写真】
マッスルゲート2021ファイナル
ビキニ35歳未満163cm以下級 優勝
美田佳穂選手
トレーニングをはじめたきっかけ
学生時代のトランポリン競技で腰を痛め、競技継続が困難になったからです。
一時期は、歩くことさえも足を引きずり運動のドクターストップまで受けました。
マッスルゲートに出場したきっかけ
引っ越しをして、ゴールドジムに入会をしたことがきっかけで大会を知りました。
学生時代にやっていた部活・サークル
トランポリン競技
現在の職業
フィットネスクラブでトレーナー・インストラクターをやっています。
お仕事との両立
仕事後のトレーニング(特に脚トレ)は自分との闘いです……。
ご家族の反応
「まじ!?」とびっくりしていたのと、本当にやるとは思っていなかったようです(笑)。
トレーニングメニュー
脚・肩・胸・背中をメインとして回しています。
大会前のメニューについては、どの部位も課題しかありませんが、大会2ヵ月前から脚トレで四頭筋メインの日を作りました。それまでは腰痛のことも考え、下半身はハムストリングとお尻しかトレーニングを行っていませんでした。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
グリコーゲンが足りないこともあり、筋肉痛が感じられなくなりました。その時は、「本当に効かせられているのか」にずっと悩んでましたが、治療院で身体を施術してもらう中でトレーニング効果が出ていることも教えてもらい、なんとか減量生活を終えられました。
トレーニングをしていてよかったこと
再び競技者として勝負できることです! 不完全燃焼で引退したトランポリンから離れ、目標を見失っていましたがケガをしたからこそフィットネス競技に出会えたのだと、今だから思えます。
トレーニングでこだわっていること
常に腰痛と付き合っていかなければならないため、スクワットやデッドリフトでは重量を扱えません。その代わりに、レッグプレスは重量やバリエーションにこだわりを持っています。減量が終了し、250kgでセットが組めるところまでパワーが戻りました!
食事でこだわっていること
とにかく学生時代から食べる量が多いので食事制限は本当に苦労しました。
大量の野菜を取り入れることと、お腹が空いたらひたすらサラダチキンか茹でた鶏むね肉を食べていました。
コンテストに出て良かったこと
再び戦いたいという勝負心が溢れてきました(笑)。
やるからには、やりきって勝ちたい。その気持ちがまた現れ始めた自分自身と来シーズンもしっかり戦います!
今後の大会での目標
来シーズンはJBBFの大会に出場します。大きな成長を遂げてまたステージに立ちます!
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