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6.13RIZIN直前!金太郎インタビュー「金太郎なら何かやってくれる。勝ち上がってそう思わせたい」

K 会見で何言うか決めてなかったんですよ。何言おうかなって思ってたら横におったんで(笑)。結局、印象に残るようなことは言えなかったですけど(笑)。
──「この選手とはやりたい!」と思う相手は?
K 誰と、というより、2回しっかり勝って大晦日にたどり着きたいですね。さいたまスーパーアリーナのリングには立ったんですけど、大晦日はまだ出たことないんで、そこで盛り上げたいです。僕が決勝に行ったら番狂わせやと思うんですよ。そこに上がってくるのは名前のあるヤツしかいないと思うんで、もう誰でもいいんですけど、それこそ朝倉海選手なんかは「海外行く」とか言ってるじゃないですか。それを邪魔するぐらいはやりたいですね。僕も1回ぐらいは海外でやりたいと思うし、ここで負けてるようでは海外の大会から声もかからんやろうと思うし。誰が相手でも倒して、自分だけでも海外に行けるような成績を残したいと思います。僕は格闘家としてはまだまだ名前がないんで、強くて名前のある相手を倒したいです。
──決勝まで行くと半年以上の長丁場になります。そこを戦いきるのに必要なものは何でしょう?
K メンタルやと思いますね。メンタルを維持しとけば問題ないと思います。僕も働かずに格闘技一本でやらせてもらってて、練習量とかは負けてないし、みんな24時間平等やないですか。だから必要なのはメンタルやと思います。あとはその時の運。
──メンタルは強いんじゃないですか?(笑)
K 強いんですけど、またちょっと違う面なんですよ。たまに、作戦とかを考えすぎてしまうんです。結果が出てる時は本能で動いてて、何にも考えてないといいKOが生まれたりするんですよね。ある程度の作戦はあっても、あと最後は考えてなくても動けるだけの、本能的なメンタルというか。
──なるほど。
K 今までの試合で言うと、途中で効かされたらその先のことを考えられなくて、とりあえず上を取って「どうしよう」とか考えちゃうとダメなんですよ。その先のこともある程度考えておいて、でも考えすぎずに動けるようなメンタルを持っておけばいいのかなと思って。
──ファンから見ると、16人の中には「優勝候補」もいれば「ダークホース」もいると思います。ご自分では、出場メンバーの中でどういう存在でありたいですか?
K まずは1回戦を突破して、ファンに期待を持たせたいですね。「金太郎なら何かやってくれるんじゃないかな」と思ってもらえるような。プロって、そういうのが大事やと思いますからね。
──確かにそうですね。
K 朝倉未来選手とか那須川天心選手みたいにずっと勝ち続けてるビッグネームって、負けるのを待たれてると思うんです。僕はそこまで行ってないので、今はファンに期待を持たせたいなと。それをやった先に、「負けろ」って望まれるようになるんかなと。

金太郎

──1回戦の勝ちっぷりで、その期待が膨らむような。
K そうですね。あとはいい作品を作りたいです。僕の格闘技人生の中での作品をしっかり作って、やめた後でも名前が残るようにしたいと思います。
──この取材時点では、大阪か東京か決まっていないわけですが、やっぱり大阪でやりたいですか。
K そうなるんやないですかね? ていうか俺以外、誰が大阪でやるねん?って(笑)。でも実は、僕自身はそんなにこだわりはないんです。別に大阪、メッチャ好きなわけではないんで。
──そうなんですか? それは意外でした(笑)。
K こっちはこっちで敵が多いんで(笑)。ただ前回の大阪大会には呼ばれてないんで、それやったら1回ぐらい大阪で試合してもいいかなと。

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