東京ノービスボディビル選手権優勝おめでとう!
5月3日(月・祝)に東京で行われた「東京ノービスボディビル選手権」の75㎏超級にて、念願の初優勝を果たした芸人・YouTuber・そしてボディビルダーの筋肉芸人”なかやまきんに君”こと中山翔二選手。
2019年の大会までは75㎏級で闘っていたが、今回は階級を一つ上げて挑んだ。今のコロナ禍の中、どのようにして階級アップを成功させたのか? 普通なら、コンテストへのモチベーションが下がっていたり、それによる力不足から来る筋肉量減少なども考えられるが、それを一切感じさせないほどの変化を見せてくれた。どのようにして優勝までの道のりを歩んできたのか、その内容を少しここで紹介する。(インタビュアー:ボディビル界の”アニキ”こと吉田真人)写真:中島康介
どのようにして階級アップを果たせたのか?
吉田:75㎏以下級から75㎏超級へと階級を上げて出場したんだよね。大変な状況の中、気持ちを切らさずにトレーニングしてバルクアップに成功したようだけど、コロナ禍でのトレーニングはどうだった?
きんに君:ジムが閉まっている時期があったので、いつも通りのトレーニングはできませんでした。家でやったり、個室のジムを借りてやったり、できる事をやるという感じでした。コロナ禍になってから自転車で移動するようになったんですよ。ジムに行くのも往復1時間くらいで、日常の運動量が上がったと思います。
吉田:トレーニングにも効果があったのかな?
きんに君:有酸素運動ってウォーキングとか色々ありますけど、自転車は坂道になると乳酸が溜まるくらいキツイじゃないですか。そういうのが脚の刺激にもなったと思うんですよ。休みの日にも坂道を上がったり下ったりを繰り返していたんです。強化に取り組んでいる脚に凄く効きました。
吉田:オフにそれほど体重が増えなかったんじゃない?
きんに君:そうですね。今回のオフは80㎏ちょっとでした。大会の時に77㎏でしたので、3〜4㎏くらいですね。若い時みたいにたくさん食べる事ができなくなってきたというのもあります。まず必要なものを食べて、余裕があったらそれ以外のものを食べるという感じなので、無理に体重を増やさないとか、抑えているという事はないんですよ。僕は年間通して鳥の胸肉、ゆで卵、納豆、野菜、海藻類などを食べているんです。でも三割くらいは好きなものも食べていますよ。たまに唐揚げやパスタを食べる事もあります。でも、七割はほぼ毎日同じものです。自分のお腹の調子や筋肉の張り具合を見て、吸収に負担が掛からないように考えたら、そうなったという感じです。
吉田:自分の体に合った食事に行き着いた感じだね。足りない栄養素はサプリメントで補う事もあるのかな?
きんに君:僕が監修した天然の甘味料を使ったプロテイン「ザ・プロテイン」というのがあるんですけど、それを朝と寝る前に摂るくらいです。あくまでも栄養の補助として摂っています。その他に、無添加の冷凍食品「ザ・パワーチキン」、「ザ・パワースープ」を食べる事もあります。
吉田:体に負担が掛からないように食事には
特に気を遣っているようだね。大会に向けてどういうダイエットを行ったの?
きんに君:食事の内容はほぼ変えずに、運動量を上げて体重を落としました。
吉田:無理せずに体重を落としたという感じだね。以前は73㎏くらいで大会に出ていたんだっけ?
きんに君:2015年は73㎏ちょっとでした。
吉田:コロナ前の2019年が75㎏以下級で今回77㎏だから、着実に筋量が増えてきているようだね。
きんに君:そうですね。以前よりも絞れるようになったので、4〜5㎏は増えたかもしれません。
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