せっかく運動を始めたのだから、できるだけ無駄なく効率的に、理想の身体に到達したいですよね。筋肉が発達し、余分な脂肪を燃焼するのには理由があります。そのメカニズムのイメージを持つことができれば、筋トレの効果が最大限に引き出されるでしょう。14回に分けて、筋トレ基礎知識をチェックしていきます。今回は「筋肉をつけるために必要な栄養素」と「プロテインの選び方」について解説していきます。
文_Woman’sSHAPE編集部
筋肉をつけるために必要な栄養素
筋肉の約80%はタンパク質です。タンパク質は約20種類のアミノ酸で構成されています。トレーニング後の身体が新陳代謝によって筋肉を発達させるためには、その材料となるタンパク質、またはアミノ酸が十分に供給されている必要があります。いち早く血中のアミノ酸濃度を高めるように工夫しましょう。
プロテインはどれを選ぶ?
最も吸収が早いのは、数分から数十分で吸収されるアミノ酸です。プロテインの中ではホエイプロテインが他に比べて吸収スピードに優れていると言われています。トレーニング直後は、吸収スピードの速いものを選んで摂取すると良いでしょう。
一方、急速に高められたアミノ酸濃度は下がるのも速いので、吸収速度の遅いプロテインを併用して、長時間にわたりアミノ酸濃度を高く維持すると、より効果的と言えます。