アンチドーピングを推奨する主催団体「SUMMER STYLE AWARD」「SUPER BODY CONTEST」「FITNESSSTAR JAPAN」による、“ナチュラル”なボディを求めた業界初の合同コンテスト『筋肉祭』が7月4日(日)江戸川区総合文化センター 小ホールで開催された。各団体の特徴的な音楽・衣装・ポージングなど、エンタテインメント性溢れるコンテストに観客も釘付けとなった。日本初のモノキニ着用コンテストとして、SUMMER STYLE AWARDオリジナルカテゴリー「ビューティーフィットネスモデル」では健康的で魅力的な美しいスタイル・ルックスが評価される。オープンクラス(18歳以上)で優勝したのは、原島さみら選手(21)。原島さんに「健康的な身体」を目指す理由についてお話をきいた。
取材:FITNESS LOVE編集部
ビューティーフィットネスモデル
オープンクラス 優勝
原島 さみら選手
「筋肉祭」に参加した理由は?
常に目標を持って新しいことにどんどん挑戦したいと思っているからです。「コンテスト出場」のためのトレーニングしているというより、トレーニングをする中で「目標」を作るためにコンテストに出場しました。
普段は何している?
普段は町田でパーソナルトレーナーとして活動しています。パーソナルトレーナーになったのは、昨年のサマスタ(SUMMER STYLE AWARD)で優勝してからなので、トレーナーとしてまだまだ歴が短いです。
減量中に意識してることは?
女性の減量でも、「脂質だけを減らす」などをせず、食事はバランス良くクリーンにすることを意識しています。減量中は、初めはカロリーはだいたい1300kcal程度に決めますが、食事で調整するのではなく、「食べた分は動く」というふうにして、運動量を増やして調整するようにしています。
「○○制限」などをしていないのはどうしてですか?
自己流ダイエットをしたときに、健康的な身体にならなかったからです。また、以前、コンテストで一緒だった選手で、摂食障害になってしまった方を見ました。「ビューティーフィットネスモデル」として“健康的な身体”でなければいけないと思うので、しっかり食べて運動するようにしています。
トレーニングを始める前について
今、21歳なんですが、18歳から19歳までケーキ屋さんで働いていました。そのとき、172㎝で83㎏で、かなり太っていたんです(笑)。食事と軽い有酸素運動だけで痩せたのですが、筋肉がなくメリハリのない身体になってしまい、筋トレを始めました。一番ピークで太っていたときから、2年かけてゆっくり痩せたので、リバウンドしていません。
コンテストに出場するようになったきっかけは?
サマスタを観に行ったときに、グランプリをとった師匠のまなみさん(藤野真奈美選手)をみて、「この人のようになりたい」「いつか追い付きたい」と思ったのがきっかけです。そこからサマスタ出場を目指しました。
3団体コラボという新しいコンセプトですが、
「筋肉祭」に実際に出てみてどうでしたか?
面白かったです。観ている方も面白かったと思いますが、出てみた感想としては、サマスタの要素だけでなくスーパーボディーコンテストとフィットネススターの要素も加わり、新鮮でとても楽しかったです。こういったコラボイベントはもっと増えてほしいなと思います。