もともと運動が好きで、小学生の頃からアクティブだった大澤直子さん。大澤さんといえば数々のボディコンテストで実績を残してきたコンペティターでもあり、人気インストラクターとしても活躍中。そんな大澤さんが本格的にトレーニングを始めたきっかけを振り返るとともに、継続する秘訣を教えてもらった。
取材・文:飯塚さき
【写真】美ボディコンテストで数々の実績を残すコンペティター大澤直子さんのバキバキ写真
小学生のときはバレーボール、中学から大学までフェンシングをしていて、もともと運動が好きでした。中高生の頃から、フェンシングの補強として、スクワットやラットプルダウンなんかのトレーニングをしていました。もちろん、いま思えばフォームも正しくできていないし、「どこに効いているんだ?」って思いますけどね(笑)。
本格的にフィットネス業界に入っていったのは、大学卒業を控えた頃、フィットネスクラブでアルバイトとしてトレーナー業をするようになったからです。卒業して、そのまま就職して社員になりました。社員になると、一通りの指導を全部やります。数年後、ゴールドジム1号店がオープンするとき、フリーランスのインストラクターとして関わるようになりました。当時は、まだフリーのパーソナルトレーナーがいなかったので、エアロビクスのインストラクターとして働いていましたが、ゴールドジムでは、フロントもスタジオインストラクターもトレーナーも全部やりました。
Before
ボディビルを始めたのは、女性ビルダーのインストラクターさんがいて、彼女に「興味があれば教えてあげるよ」と言ってもらったことがきっかけです。それまでは、ただ重ささえあればいいと思ってトレーニングをしていましたが、ここからしっかり分割したトレーニングを始めました。重量やトレーニング量、頻度の変化や、自分自身のトレーニングスキルの上達、ハンマーストレングスなど新しいマシンの導入で変わってきたことはありますが、特にフリーウエイトに関しては、昔もいまも一緒です。