「腹筋」は、前・横・下・そして維持する力など、バランス良く鍛えていくことが必要です。 バランスボールは、そういった面でも腹筋のエクササイズにとても適しています。通常の腹筋エクササイズに加えて、多様な面からアプローチしていきましょう!今回は、腹筋を上で大切な体幹を鍛えていきます。ボールの不安定感や動きを利用して行う、プランクの要素を含む種目では、腹筋はもちろん、バランス感覚を養いながらコアの緊張感を保つことで、日常の姿勢の改善にも繋がってきます。
コアを鍛えるトレーニング
Ball Knee Tuck
[コア・腹直筋(下部)・腸腰筋・腕や肩全体]
10回位
ボールの上に脛が乗る位置で、コアを意識しながら腕立て伏せの体勢を作ります。膝を畳む様にして、おへその位置へ引き寄せます。腰を反らない様に注意して元の位置へ。
Ball Pike
[コア・腹直筋下部・肩や腕全体]
10回位
腕立て伏せの体勢でボールに膝下を乗せたら、腹筋で巻き込む様にボールを上半身側に引き寄せます。同時にヒップを高く持ち上げ三角の形を作り、ゆっくりと元の位置へ。
教えてくれたのはShieca(シエカ)さん
1979 年生まれ。フィットネストレーナー/ReebokONEアンバサダー。運動経験ゼロであったが、体型の崩れをきっかけに2007年、27歳で筋力トレーニングを開始。
JBBFボディフィットネスに出場し、東京・関東(初代)・東日本(初代) 大会チャンピオンとなる。
2010年に全日本大会準優勝、11年東アジア選手権代表に選出。実体験も交えながら、トレーニングや食事など日々のケアを提案する活動を展開中。
取材・文_近藤知江
撮影_北岡一浩
Woman'sSHAPEvol.04 掲載