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リボルディングバー2本使い!レジェンドビルダーのプレスダウン

今年6月に古傷である左右の両股関節の手術を受けた小沼敏雄選手。退院したその日には脚のトレーニングを行い、現在は勤務先のゴールドジム店舗でマシンを活用したトレーニングを5分割で実施している。今日は「脚の後ろ」の日に行っているプレスダウンを紹介する。

文:藤本かずまさ
撮影:舟橋 賢

上腕三頭筋サブ種目 プレスダウン

リボルディングバーは2本使用

使用マシン

ICARIANケーブルマシン

このタイプのケーブルマシンは滑車が2つあり、負荷がマイルドで対象筋に効かせやすい。また、高さが調整できるのも魅力。あまりにも高い位置だと、肘が持っていかれてしまい、スタートポジションをつくるのが大変

動作

スタートでは重心を後ろに置き、上腕三頭筋にストレッチをかける。そこから重心を前に移動し、内転筋、お尻を締めてバーを押し込む。重心を移動させることで肘への負担を逃がして収縮ポジションに持っていくことができる。

ポイント

リボルディングバーは2本使う。そうすることでフィニッシュでは手根部(手首の上)で押せ、しっかりと上腕三頭筋を収縮できる。またネガティブでは指を引っ掛けて身体を安定させられる

小沼敏雄(こぬま・としお)
1959年1月2日生まれ。埼玉県三郷市出身。身長175㎝体重83~90kg。78年、大学2年生でコンテストに初出場。関東学生オープンの部で優勝する。83年にはミスター東京、ミスター関東で優勝。85年、中野ヘルスクラブに入社し、コーチとして勤務。同年にミスター日本に初優勝。87年にV2を飾り、99年まで13連覇を達成。92年、アジア・プロアマクラシックで3位に。2002年には世界マスターズ選手権40歳以上80kg級優勝。03年、株式会社THINK(現・THINKフィットネス)に入社。ゴールドジムのトレーナーとなる。

 

 

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