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レジェンドたちの腹筋鍛錬法【02:石井直方】

いつの時代も多くの者の羨望の的になっていた部位。それはきれいに割れた6パック。だが、その形や鍛え方は人それぞれ。ここでは美しさと逞しさを兼ね備えた腹筋を有する歴史に名を刻んだレジェンドたちを紹介します。

取材・文:藤本かずまさ 写真:月刊ボディビルディング

石井直方

1981&1983男子ボディビル日本選手権優勝

皮下脂肪を徹底的に落とすことは当たり前の前提として、最終的にはやはり筋量がものを言うと思います。
オフでのトレーニングでは強度にこだわること。当時は腹筋のためのマシンなどありませんでしたので、アブドミナルボードを80度くらいに立て、35~50kg のダンベルを胸に抱えて行うデクライン・シットアップをドロップセットで30回×5セット。コンテストへ向けての時期は同じくアブドミナルボードを80度くらいにして、500回のデクライン・シットアップ(休み休みだが、ボードから降りることはしない)を週2回、ツイスティングフロアシットアップを500回(連続30分くらいかかる:有酸素運動の代替という意味もありました)行いました。腹筋は的確に負荷を与えることが難しいので、その分「量」をこなさないと効かせ切れないと思います。仕上げ期にはドローインを併用したデクライン・シットアップも取り入れました。
1955年3月15日生まれ/175cm/82~104kg

(主な種目)
オフ:デクライン・シットアップ
ドロップセットで30回×5セット
オン:デクライン・シットアップ 500回
ツイスティングフロアシットアップ 500回

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