“令和の怪物”相澤隼人選手が武者修行として、先輩トップビルダーのトレーニングルーティンに挑戦するという月刊ボディビル誌の名物企画、ガチンコトレーニングバトル。今回は、男気溢れるハードコアなボディビルダー相川浩一選手とガチトレ。実際に行っている「背中」の種目の中から『ハンマーストレングス・ロウイング』に挑戦していこう。
取材・文_月刊ボディビルディング
【筋トレマニア向け】
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ハンマーストレングス・ロウイング
狙う部位:大円筋
この種目で狙う部位は大円筋であり、ハンマーストレングスのロウイングを使って行った。まず驚いたのがグリップである。正直に言うと「そこを持つのか!」と心の中で思ってしまった。持った場所はグリップのついてる部分ではなく、その下のフレームであった。
それを見た後に「MAGのように引っ掛けて握るイメージで」と言われて、その方法があったかと納得した。長年トレーニングを行なっている方は、考え方が幅広く凄いとしか思えなかった。話がズレてしまったので元に戻すと、今までの種目とは違い、テンポ良く15回を1セットとして行う。ハンマーロウイングはシートがついているが、そこには座らずスタンディングの状態で行った。効きが悪い時は、内転筋を締めるようにすると良いと言われたので試してみたところ、非常に効きが良くなった。後半にかけてジワジワとくる刺激であった。
この内転筋を締めるというのは、恐らく鈴木雅選手の言う内転筋を締め骨盤を引き上げることにより、脊柱が安定するということと同じではないのだろうか。セット数は2セットほどであったが、大円筋周りに非常に強いパンプ感を得ることができた(相澤)
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