肩甲骨周辺を収縮させすぎず遊びを持たせる
手首は寝かせ肩甲骨の真上にバーが来るようにする

児玉大紀選手をはじめ、K's GYMの強豪選手たちが駆使して注目を浴びている、手首を完全に背屈させたグリップ。前腕の骨の上ではなく、ベンチ台に設置した肩甲骨の真上にバーがくることで、安定感が増す。「見た目はエグい握りですが、この方法にしてから手首を痛めたことは一度もありません」
内ハの字グリップは下ろしのブレーキに使う

手首を回内させる“内ハの字グリップ”は、昔よりもかなり抑えめにしている。「内に(手首を)回すと肩にストレッチ感が出て、スムーズに下ろせないというデメリットがあるのですが、適度にハの字にすると、ちょうどバーが胸につく位置でピタッと止めるためのブレーキになります」
足は骨盤からまっすぐ力が伝わる位置で踏ん張る
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児玉大紀( こだま・だいき)
1979 年4 月3日生まれ。大阪府出身。
K's GYMオーナー 。ベンチプレス世界チャンピオン18回、74kg以下級の世界記録保持者。