昨年、ゴールドジムJAPAN CUPにてクラシックフィジークオーバーオール王者となった五味原領選手が抜群の仕上がりで優勝したことが話題のひとつとなった北陸地方開催の『マッスルゲート石川』。今年は名称を『マッスルゲート北陸』とし、富山県・とやま自遊館で8月29日(日)に行われる。全国各地から若い世代の選手がエントリー。その中から、2019年日本ジュニアボディビル選手権10位の新井風雅選手に話を聞いた。
取材:IM 編集部 大会写真:中島康介
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◆全国各地から出場!今年もジュニア世代が活躍か!?
2019年日本ジュニアボディビル選手権10位新井風雅選手
中学3年生のときに膝(半月板)のケガをして、手術後の復帰のためにリハビリトレーニングを行いました。先生からリハビリトレーニングを教わるうちに筋肉が成長していって、トレーニングをちゃんとやってみたいと思いました。高校に入り、学内にある錆び錆びのバーベルなどを使い、先輩などに教わりながらウエイトトレーニングを本格的にやりはじめ、ベンチプレス、スクワット、ランジ、プッシュアップ、プランクなどを行いました。高校卒業後、トレーナー養成コースのある専門学校に入学し、トレーニングルームでより充実した設備の中トレーニングを行い、そこでまた筋肉が成長していくことにすごく楽しさを感じて、専門学校に入学してから半年が経ったころに、ジムでバイトをはじめました。ジム内には日本のボディビルトップ選手のトレーニング映像が流れていて憧れを持ち、それからボディビルに興味を持ちはじめました。当初自分は大会に出場しなくても良いかなって思ってたのですが、思いきって出場してみたら思いのほか楽しくて、そこから次の大会、次の大会という感じで、大会に出るようになりました。
今年は、京都ボディビル選手権と関西クラス別ボディビル選手権に出場したあと、マッスルゲート北陸に出場します。シーズンが固まっている感じですね。今回の大会に向けて、今までと違い減量期間を長く設けました。一昨年は大会の当日に合わせて減量して仕上げる方法でやっていましたが、田代誠選手のセミナーレポートを拝見したときに、大会の1ヵ月前に仕上げるのが良いということを学び、今回はそれを参考に行っています。1ヵ月前に仕上げておいて、残りの期間で筋肉を落とさないようにトレーニングを行い、食事を管理しながら調整するという感じです。食事は、高タンパク低脂質の食事で、炭水化物の摂取量は落とさないようにしました。
今回のマッスルゲート北陸では、ボディビルとクラシックフィジークにエントリーしています。クラシックフィジークにもエントリーした理由は、私は四角い骨格を持っているので、向いていると思いエントリーしました。目指すは、自分史上「過去最高の身体」を目標にして出場したいと思っています。
◆マッスルゲート北陸開催要項
■開催日:8月29日(日)
■会場:とやま自遊館
富山県富山市湊入船町9-1
■お問い合わせ
マッスルゲート実行委員会
☎03-3645-9830
その他、マッスルゲートの詳細はホームページをご覧ください▶https://www.thinkgroup.co.jp/musclegate/