8月22日(日)、神戸・芸術劇場で行われた『マッスルゲート関西』は、350名もの選手が集まり、ベテランボディビル選手から新人フィットネス選手など、さまざまな年代の選手が出場した。今回は、普段は高校の社会の先生、そして家庭では子育て奮闘中の育メンマッチョにしてメンズフィジーク176㎝超級優勝・益山大智選手に、いろいろな質問に答えていただいた!
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
メンズフィジーク176㎝超級優勝・益山大智選手
トレーニングをはじめたきっかけ
昔から身体を大きくしたいという憧れを持っていたのですが、大学まで陸上競技の800mをやっていて体重を増やすことが出来なかったので、引退後にすぐはじめました。
ボディコンテストにでたきっかけ
某トレーニング雑誌の表紙を飾れるという企画に合格した際に周囲から多くの反応をもらって、自分の好きで頑張っていることを多くの人に見てもらえることに喜びを感じ、以降はコンテストに出場するようになりました。
マッスルゲートに出場した理由
普段出場している団体が大会を開催していなかったため、昨年度の大会に出場させていただきました。そこで不甲斐ない結果に終わったので、今年絶対にリベンジしたく挑戦しました。
学生時代にやっていたスポーツ
大学まで陸上競技の800mをやっていました。
現在の職業
高校で社会科の教師をしています。部活動ではバレーボール部の顧問です。バレーボールの経験はないので、部員に負けないように猛練習中です(笑)。
お仕事との両立
仕事においてはウエイトトレーニングや食事の知識、経験は部活動指導に役立っています。
自分のトレーニングは仕事前に有酸素運動を行い、仕事後にウエイトトレーニングをするルーティンです。
ご家族の反応
家族が見に来てくれた過去2度見に来てくれた時は2位でしたので、今回はじめて優勝を見てもらえて幸せでしたし、喜んでもらえたと思います。もうすぐ10ヶ月になる子どもはメダルをかけたら重そうな顔をしていましたが(笑)。
普段のトレーニングメニュー
ジムではマシンを使って胸や背中を中心に鍛えます。出来るだけ家にいたいので、普段はダンベルを使用して肩や腕を家で鍛えています。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
自分の身体でフィジークで勝つためにはアウトラインをアピールしていく方が良いと考え、肩と腕をメインに鍛えるようにしています。減量期間は朝空腹のまま有酸素運動を行い、トレーニング中のインターバルを短くしています。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
こんなことを言うとあれなのですが、トレーニングは好きなのでつらいと感じたことがありません(笑)。
トレーニングをすることでつらかったことやストレスを乗り越えているので、トレーニングがあってよかったと思っています。
トレーニングをしていて良かったこと
つらいことなどがあっても重いウエイトを持ってトレーニングをすると忘れられる気がします。また、自分を好きになることが出来ました。
トレーニングでこだわっていること
全てのセットで限界まで出し尽くすことだけを心がけています。1種目に4セットで5種目すると20セットになるので、どの部位でもそれを基本にしています。
食事でこだわっていること
減量中は脂質はほぼ摂取せず、タンパク質は体重の1.5倍、あとは身体が絞れる範囲内で炭水化物を出来るだけ摂るようにしています。増量中は脂質を出来るだけ。
コンテストに出て良かったこと
やはり家族の前で今回優勝出来たことが今までで一番良かったことです。あとはコンテストを通して、大人になってもライバルと熱く戦う気持ちを味わうことができて充実しています。
今後の大会での目標
今後は全国大会の舞台で活躍できるような選手になりたいと思っています。何年かかるか分かりませんがトレーニングは好きでずっと続けていくので、この目標を常に持ち続けていきます。