睡眠不足が招く食欲
良質な睡眠が取れていると異常な空腹感に襲われずに済む。
なぜなら、睡眠はレプチンやゲリンな どのホルモンの分泌と密接に関わ りがあるからだ。
レプチンやゲリンは空腹と満腹を司るホルモンであるため、睡眠が不足するとこれ らのホルモンのバランスが悪くなり、私たちは常に空腹感に悩まされ満腹感を求めるようになってしまう。
このことが本当かどうかを確認するのは簡単なことだ。
寝不足になってしまったときの食事と、しっかり睡眠が取れたときの食事を比較すればいい。
客観的に判断したら、寝不足のときのほうがやたらとお腹が空き、普段は食べないようなものに手が出てしまったこともあるのではないだろうか。
寝不足のときの食事はカロリー過多になりやすい。しかも炭水化物や脂質を含むものをやたら食べたくなる。甘いものも無性に食べたくなり、まさしくこれは空腹じゃないのに飢餓を感じている状態である。
睡眠の質が悪いと疲労 が回復されない状態で朝を迎えることになる。
それでも体は何とかして疲労回復しようとカロリーを求め、それが食欲につながってしまうのだ。 どうしたらいいのか。単純な話だ。
ぐっすり眠るための努力をすればいいのである。良質の睡眠が取れれば無駄に食欲は湧いてこない。空腹感にどう抗うかを考えるより、今夜はどうしたらぐっすり眠れるかを考えたほうが問題解決は早いはずである。
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