トレーニングを継続していくと、いずれは身体に顕著な変化が見られなくなったり、使用重量も頭打ちになったりするものだ。そうした中、競技で活躍するトップ選手たちはどのようにして短期間で激変、ブラッシュアップしていったのか。ここではトップ選手が目指す「かっこいい身体」と「初・中級者へのアドバイス」を紹介する。(IRONMAN2020年10月号より)
取材:藤本かずまさ 撮影:中島康介
IFBB世界選手権メンズフィジーク168cm級 2連覇
寺島遼選手
Q 目指している「かっこいい身体」とは?
「今のバランスを保ちながら仕上がり体重を上げていくことです。僕が求めているのは究極のバランスです。前腕からカーフまで、全身のバランスが整っているというのが理想です」
Q 初・中級者へのアドバイス
「自分なりの基礎を見出すことです。その基礎ができないと、上級者になったときに伸びが感じられなくなったり、伸び悩んだりといったことが出てきます。今はいろんな情報があふれていますが、その中で基礎を確立していくことが大事だと思います」