トレーニングを継続していくと、いずれは身体に顕著な変化が見られなくなったり、使用重量も頭打ちになったりするものだ。そうした中、競技で活躍するトップ選手たちはどのようにして短期間で激変、ブラッシュアップしていったのか。ここではトップ選手が目指す「かっこいい身体」と「初・中級者へのアドバイス」を紹介する。(IRONMAN2020年10月号より)
取材:藤本かずまさ 撮影:中島康介
2021年グランドチャンピオンシップス ビキニフィットネス 2位
ダンシーあずさ選手
Q 目指している「かっこいい身体」とは?
「今はビキニ競技の選手としてトレーニングに励んでいるので、ビキニ選手としての理想のかっこいい身体をいつも思い描いています。それは“上品で美しいメリハリボディ”ですね。上品で美しいというコンセプトは常に自分の中で持っています。過度でなく、バランスがよく、誰が見ても美しいと見惚れてしまうような筋肉美。私はそれをビキニフィットネス選手として、常に目指していきたいです」
Q 初・中級者へのアドバイス
「丁寧にトレーニングをすること。身体がカッコよくバランスがいい人のトレーニングはフォームが美しく丁寧なことが多いです。私も日頃から自分が今しているトレーニングで効かせたい部位を意識して丁寧に動かすようにしています。重量を扱うことよりも、筋肉の線維をしっかりとストレッチさせて縮める意識をする癖をつけ、筋肉の厚みを出すことが重要だと思います」