トレーニングを継続していくと、いずれは身体に顕著な変化が見られなくなったり、使用重量も頭打ちになったりするものだ。そうした中、競技で活躍するトップ選手たちはどのようにして短期間で激変、ブラッシュアップしていったのか。ここではトップ選手が目指す「かっこいい身体」と「初・中級者へのアドバイス」を紹介する。(IRONMAN2020年10月号より)
取材:藤本かずまさ 撮影:中島康介
五味原領選手
Q 目指している「かっこいい身体」とは?
「フランク・ゼーンの身体を理想としています。サイズや絞りだけではない、審美性の高い身体が理想です」
Q 初・中級者へのアドバイス
「具体的な目標を大小関係なくいくつも設定し、それを毎回のトレーニングで達成していくといいと思います。前回よりも1レップでも多く、0.25kgでも重いものを挙げるというような根性も大切です。毎回のトレーニング、各種目、各セット、各レップに意味を持たせることでトレーニング技術が向上し、身体は変化していくと思います。また、種目を変えすぎることはNGです。流行りに流されず自分に合った種目の熟練度を上げていくことで各種目に対する理解が深まり、強度も上げることができ、より筋肉の発達を促すことができると思います」