トレーニングを継続していくと、いずれは身体に顕著な変化が見られなくなったり、使用重量も頭打ちになったりするものだ。そうした中、競技で活躍するトップ選手たちはどのようにして短期間で激変、ブラッシュアップしていったのか。ここではトップ選手が目指す「かっこいい身体」と「初・中級者へのアドバイス」を紹介する。(IRONMAN2020年10月号より)
取材:藤本かずまさ 撮影:中島康介
穴見一佐選手
Q 目指している「かっこいい身体」とは?
「大きいだけでもダメ、アウトラインがいいだけでもダメ。大きく、そして綺麗なアウトラインで、そしてしっかりと仕上がっている身体です。胸のバルクがしっかりとあって、肩がせり出している、そして細いウエスト、しっかり仕上がったミッドセクション。それが私の求める身体であり、かっこいい身体です」
Q 初・中級者へのアドバイス
「いち早く自分に合う食材を見つけることです。トレーニング前に何を食べたら一番パンプするか。タンパク質は牛から摂るのか、鶏から摂るのか、魚から摂るのか、炭水化物は白米なのかオートミールなのか芋なのか。それをいち早く見つけることでバルクアップも減量も飛躍的にいい方向へ変わっていくと思います」