2020年5月12日に発売されたIRONMANの特集で「鈴木雅が選出!究極の腹筋BEST25」で親子で選出された選手がいた。2000年、2006年男子ボディビル日本選手権で優勝した谷野義弘選手と、2018年東京選手権ジュニアボディビルで優勝した谷野大地選手だ。そんな2人の腹筋トレーニングに迫る!
[IRONMAN2020年6月号より]谷野大地選手
■谷野大地選手の腹筋トレーニングについて教えてください
谷野大地 厚みをつけるために、レッグレイズ、シットアップ(各15回3セット)を行っています。頻度は週4回です。シットアップはプレートを持ちます。レッグレイズは縦溝、シットアップは上段4つを意識しています。きれいに見せるポイントは、ひたすらポージング練習です。 マッスルコントロールを自在にできるようになればきれいに見せることができると思います。イメージとしては縦溝を凹ませて力を入れながら上から下に潰す感じです。 呼吸はあまり関係ないと思っています。
谷野義弘選手
■谷野義弘選手の腹筋トレーニングについて教えてください
谷野義弘 初めて腹筋が割れたのは中学生のときですね。当時は家で毎日、シットアップ100回やっていました。今は凹凸をはっきり出すために縦溝を意識しながらエクササイズを行い、立体感を重要視します。腹筋トレーニングは週4日を行なっています。1日目はレッグレイズ(腹筋台で傾斜2段落とし)、2日目はシットアップ⎝傾斜1段落とし⎠、3日目はシットアップ自重、アブローラー、4日目はハンギングレッグレイズです。エクササイズ中は、腹筋の意識を高めること。レッグレイズの際は「凹」を、特に縦溝! シットアップの際は「凸」を意識!腹筋をよりきれいに見せるための仕上げ方、注意点としては、おへその上の縦溝を深くえぐれてくれば迫力が増します。腹筋のすごさを即興で見せるときには、縦溝にタオルを挟んで垂らします!