朝晩の寒暖差や天候の変動による気圧の差も大きくなり、体調を崩しやすい時期ではないでしょうか。それらの不調の原因として挙げられるひとつが『自律神経の乱れ』です。自律神経とは、血圧・心拍・呼吸・発汗・ホルモン分泌の調整など、内部環境の調整(体内恒常性の維持)を担う神経です。「闘争と逃走」反応として、エネルギーを消費し身体を動かす『交感神経』と、「休息と消化」反応として、エネルギーを蓄えて内臓の働きに影響を与える『副交感神経』の2種類がバランスを取りながら、体調の調整をしています。自律神経は外部環境の変化に影響を受けやすいため、この季節は自律神経のバランスが崩れやすい季節であるといえるのです。
今回も、自律神経を整えるのに効果的な3種類の栄養素をもとに、簡単レシピをご紹介していきます! 今回のカラダのお悩み解消レシピは、「カツオとアボカドの玄米ポキ丼」です♪
自律神経を整えるのに効果的な3種類の栄養素
①ビタミンB1
②ビタミンB6
③マグネシウム
■ビタミンB1を多く含む食品
乾燥大豆 豚肉 玄米 茹でグリンピース にんにく ぶなしめじ
■ビタミンB6を多く含む食品
にんにく 牛レバー マグロ赤身 マガツオ 玄米バナナ
■マグネシウムを多く含む食品
煎りごま インゲン豆 玄米 生わかめ 木綿豆腐 ドライプルーン じゃがいも
カツオとアボカドの玄米ポキ丼
【材料(2人分)】
カツオ ・・・・・・・・・・・・・・・・200g
アボカド ・・・・・・・・・・・・・・・・1個
玄米ご飯 ・・・・・・・・・・・・・300g
かいわれ大根 ・・・・・・・・・・適量
大葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・2個分
煎りごま ・・・・・・・・・・・・・小さじ2
〈タレ〉
●醤油・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
●みりん ・・・・・・・・・・・・・大さじ2
●酢・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
●ごま油 ・・・・・・・・・・・・大さじ1
●砂糖・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
●おろしにんにく ・・・・・・・・少々
準備
①カツオ、皮と種を取り除いたアボカドは、一口大に切っておく。
②●の材料を混ぜ合わせ、タレを作っておく。
作り方
①切ったカツオとアボカドをタレに入れ、味がなじむように和える。
②玄米ご飯に煎りごまと刻んだ大葉を入れ、混ぜ合わせて丼に盛る。
③ ②にカイワレ大根を敷き、その上に①を乗せる。
④ ③に卵黄を乗せる。
完成!
文・レシピ 藤原茜 撮影 中原義史
藤原茜(ふじわら・あかね)
1987年7月18日千葉県出身。日本体育大学を卒業後、大手フィットネスクラブでのトレーナー経験を経て独立。2012年10月にフィットネスファスティング協会の設立に参画した。Rubia trainer’s kitchenのオーナーを務め、千葉・東京を中心に展開している他、多くのメディア出演。著書に『究極のデトックス ファスティングダイエット』(インプレスコミュニケーションズ社)がある。プロボクシングで6戦5勝(2KO)1敗で日本フェザー級2位。