女性にとって「下半身太り」は気になるお悩みのひとつ。
脚を細くするためには、ふくらはぎや太ももなどのマッサージをすると思いますが、
実は鼠径部にあるリンパまでしっかり流せている人は意外と少ないのです!
身体の中の老廃物を溜めているゴミ箱と言われている「リンパ節」ですが、
「リンパを流す」というのは、「悪いものをお掃除する」ということ。
マッサージをしたら、しっかりとゴミ箱まで綺麗にしてあげることが大切です!
簡単にできる、鼠径部を伸ばすヨガのポーズをご紹介します。
ラクダのポーズ (ウシュトラアーサナ)
★鼠径部の柔軟性だけでなく、肩周りの柔軟性アップにも効果的
・脛と足首で床をしっかりと押し、体を上に引き上げること。
・足首や鼠径部が縮んでいるとうまく押せないので、しっかりと事前にほぐしておこう。
・骨盤が前傾していると腰を使ってしまうので、骨盤を立てて恥骨を前に出すようにすると、うまく体の前面をストレッチできる。
・ハトのポーズと同様、肩関節をほぐして胸を開くことが重要。
注:腰痛持ちや腰の過柔軟な人は控えよう。
ハトのポーズはこちら↓
NG!
胸や肩が開いていないまま頭を落とすと、首や腰に負担がかかるので準備はしっかりしておきましょう。
ポーズ中は 足の甲やスネで強く床を押して、足全体で体を支えるようにすること。
ラクダのポーズ上達のコツ
1.胸椎と肩甲骨の使い方を練習する
うつぶせになってブランケットやタオルを前に置き、引き寄せること。
胸椎を巻き上げるようなイメージで肩甲骨を胸の裏に押し込む。
★肩を下げ、お尻を固めずに行うこと。
2.下半身の使い方を練習する
骨盤が壁から離れないように意識し腰を反りすぎない。
★お尻に力を入れてしまうとブロックが落ちてしまうので、お腹から胸を引き上げる感覚で!
教えてくれたのは・・・
MAIMAIさん
人気ヨガ講師、モデル、ヨガグッズデザイナー、として活躍中 !ヨガ専門誌やフィットネス雑誌、DVD、書籍などにモデルとしても多数出演し、ヨガ講師としては都内を中心に台湾進出も果たした、人気ヨガ講師。クラスでは、姿勢や体のくせを理解した上で、アクティブなレッスンを提供している。体の構造をわかりやすく丁寧に教えている。
MARIさん
某大手商社の営業として忙しい毎日を送る中でヨーガに出合う。エクササイズとして始めたヨガにいつしか夢中になり深く学びはじめる。ヨガを通して毎日をポジティブに過ごせるようになった経験を多くの人に伝えたいという想いからインストラクターに転身。samayoga(サマヨーガ)を主宰しマットの上だけではなく日常に生きるヨガの教えを大切に伝えている。
YUKAさん
15歳から始めたストリートダンスでイベントやショー,TV,映画などに出演。パフォーマンスを上げる為にヨガやピラティスを始め2007 年ヨガのインストラクター認定コースを修了しヨガインストラクターとしての活動を開始。2019 年4月1日、恵比寿にstudioGODをオープン。スタジオディレクターとしてスタジオをまとめ、自身もレッスンを担当。
(Yoga&Fitness Vol.04掲載)