仕事がデスクワークの人、在宅ワークの人は特に、体が凝ったり体にさまざまな不調が現れます。
さらに休みの日も家でゴロゴロしている生活だと、使わない筋肉はどんどん衰えてしまい、筋肉が落ちれば太りやすくもなります。
また、女性に特に多いのが「腰痛」の悩みです。
重たいものを持ち上げるときに腰が痛くなる人は、背筋(体幹部分)が衰えてきている証拠。腰痛には、腰回りや体幹の筋肉を使う運動を行うことが効果的です。
在宅ワークの多い方は、家でも意識的に筋肉を動かして過ごしましょう。
今日は体幹に効くヨガのポーズをやってみましょう!
鶴のポーズ(バカアーサナ)
体幹、二の腕がしっかり鍛えられていれば鶴のポーズもできるようになります!
<上手にできるコツ>
★おへそを背骨にくっつけるような意識をすることと、目線を下げずに、手よりも少し前を見ること。
★上手に腕に乗れない人は、目線が手の間にあることが多いので、前を見て胸を前に出すことで、重心を上げていく。
★アームバランス系のアーサナは元気になるので、気分が停滞気味の人にぜひおすすめしたい!
NG!
目線を下げて手の間を見てしまうと、頭から落ちてしまう。さらに、胸が前に出ないため、重心が下がりお尻が上がらず、うまく乗ることができない。
鶴のポーズ上達のコツ
1.体幹を強化する練習
ストレッチポールを使って、肩甲骨から床を押し、股関節を引き込む。
太ももと胸を近づけるイメージ。ストレッチポールがない人はタオルなどでもOKです。
2.脚が上がらない人のための練習
ブロックを使って、少し上から足とお尻を持ち上げる感覚をつかむ練習をしてみよう。
このとき、目線は下に下がらないよう注意してください。
教えてくれたのは・・・
高野真利さん
某大手商社の営業として忙しい毎日を送る中でヨーガに出合う。エクササイズとして始めたヨガにいつしか夢中になり深く学びはじめる。ヨガを通して毎日をポジティブに過ごせるようになった経験を多くの人に伝えたいという想いからインストラクターに転身。samayoga(サマヨーガ)を主宰しマットの上だけではなく日常に生きるヨガの教えを大切に伝えている。
宮城由香さん
15歳から始めたストリートダンスでイベントやショー,TV,映画などに出演。 パフォーマンスを上げる為にヨガやピラティスを始め2007年ヨガのインストラクター認定コースを修了しヨガインストラクターとしての活動を開始。2019年4月1日、恵比寿にstudioGODをオープン。スタジオディレクターとしてスタジオをまとめ、自身もレッスンを担当。
MAIMAIさん
人気ヨガ講師、モデル、ヨガグッズ デザイナー、として活躍中! ヨガ専門誌やフィットネス雑誌、DVD、書籍などにモデルとしても多数出演し、ヨガ講師としては都内を中心に台湾進出も果たした、人気 ヨガ講師。クラスでは、姿勢や体のくせを理解した上で、アクティブなレッスンを提供している。体の構造をわかりやすく丁寧に教えている。
Yoga&Fitness vol.04 掲載